将来性は抜群!臨床開発モニター(CRA)の年収とキャリアアップ

2016.12.09
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新薬開発において重要な位置を占める臨床試験の進捗管理や国への薬事申請を適切におこなう臨床開発モニター(CRA)は、やりがいのある仕事として高い注目を集めています。
製薬メーカーは、自社の売り上げを大きく伸ばす新薬開発に日々力を注いでいます。
常に複数の新薬開発を並行して行う必要があるため、CRAのニーズは高まり続けています。
CRAは未経験から転職する人も多く、経験を積んで、スキルを身につければ、年収を前職の倍以上にすることも不可能ではありません。
特に製薬メーカーへの転職は、待遇・収入の面で人気が高いものとなっています。
そんなCRAの年収や、未経験からCRAになる方法などについて詳しく解説していきます。 

CRAの平均年収と仕事内容は?

臨床開発モニター(CRA)は、治験がさまざまな法律やルールを守って適正に実施されていることを確認する仕事です。
治験とは、製薬メーカーが新薬を開発する際、人を対象として効果を確認することです。
主に、治験を実施する医療機関の調査や被験者の調査、モニタリング(監視)、治験結果の報告などを行います。
未経験からCRAに転職した場合、平均年収は350万円~450万円ほどとなっています。
経験を積んでスキルアップすれば、役職手当などが付いて年収がアップします。
国際共同治験の案件に携われるようになると、さらに年収アップが望めます。CRO(臨床開発モニター受託企業)よりも製薬メーカーなどの開発元のCRAのほうが年収は高いようです。
特に外資系のメーカーに転職すると高待遇・高収入が期待できるため、TOEICで高いスコアを取得しているなど、英語力があることが社内でのポジションアップに大いに役立つでしょう。 

未経験からも転職可能?

薬剤師やMR、看護師といった関連職種から転職する人も多くなっています。
スタート時の年収は、薬剤師から転職した場合は420万円~520万円ぐらいで、MRや看護師からの場合は400万円~500万円ほどとなっています。
ただし、MRから転職する場合、一時的に年収が下がることがありますので、給料にこだわりのあるMRは転職を躊躇することもあるそうです。
CRAはスキルや経験年数、管理職経験の有無などが年収アップに大きく影響してきます。
ニーズが高まっているCRAの業務において、管理職の経験者が不足しているからです。
経験を積めば積むほど実績が上がるため、転職を2、3回繰り返したほうが給料アップにつながることが多いようです。
PL(プロジェクトリーダー)やPM(プロジェクトマネージャー)に昇格すれば年収800万円以上になることが珍しくありません。
さらに英語力を身につければ、外資系メーカーに転職して年収1000万円以上を狙うことも可能となります。 

給与の上昇幅が広い!

R&D image未経験からCRAに就いた場合でも、3年程度で前職の給与を上回ることがあります。
以下、標準的なCROの給与テーブルです。 

・新入社員(キャリア2年~3年)→年収450万円程度
・中堅社員(キャリア3年~5年)→年収520万円程度
・ディレクター職→年収800万円程度以上 

CROで経験を積んだあとに外資系のCROに転職して、国際共同治験プロジェクトなどに携わることができるリーダーポジションに就くことで、大幅な年収アップに成功する人もいます。
長い目で見てみると各段に年収アップが望めるため、CROから製薬メーカーなどのCRAへ転職する人も少なくありません。 

年収とキャリアアップを狙うなら製薬メーカーがおすすめ?

CROから製薬メーカーなどのCRAへ転職することで、収入が増えるだけではなく、キャリアアップで幅広い業務に携わることが可能となっています。

以下、CROからメーカーCRAへの転職事例です。 

「CROで臨床開発モニターのリーダーとしてリーダーシップを発揮し活躍。次の目標としてグローバルスタディーに挑戦するため、外資系の大手製薬企業の臨床開発モニター職に挑戦し、見事に内定を取得。リーダー経験が高く評価された。(31歳:MR)」 

「MRとして3年間勤務をした後に、外資CRO企業のCRAへ転職。臨床開発のキャリアを順調に重ねるが会社の方針転換により転職を決意、現職でのキャリアを評価され国内製薬臨床開発モニターのリーダー職として転職に成功。(34歳:MR)」 

「国内の製薬企業でMR職、臨床開発職を経験するも、自社の将来性への不安から転職活動を開始。外資系企業の幅広い領域を経験できるCRAとして大幅な年収アップを勝ち取る。(36歳:MR)」 

「MRとして経験を積んだ後にCROのCRAへと転職。国際共同治験などの経験を積んだ後に製薬企業のCRAへと転職。実績と高い資質が面接で評価され、年収を100万円以上アップさせることに成功。(33歳:MR)」 

CRAは、治験報告書や治験依頼書などのいろいろな種類の書類作成業務が多いため、パソコンと文書作成のスキルは必要不可欠です。
特に薬剤師の資格は、モニタリングなどの治験のサポートにおいて非常に重宝されます。
CROで経験を積んで製薬メーカーなどのCRAへ転職するほうが、未経験であっても年収アップが望めて、仕事の幅を広げることができるといえそうです。
転職を繰り返してスキルを身につければ大幅な年収アップが望める臨床開発モニターは、新薬開発の現場においてますますその役割が重要視されるでしょう。

この記事を書いたコンサルタント

山本 俊輔

専門分野

国内外製薬メーカー、ヘルスケア企業のMR/営業職、臨床開発職全般、メディカルアフェアーズ/MSL、マーケティング、品質管理/保証、薬事、安全性、バックオフィス等、CRO/CSO企業の各職種

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この分野での10年を超える経験を活かし、候補者の側に立ったアドバイスを心がけています。
担当案件として、MR職等の営業職、プロダクトマネージャー、メディカルアフェアーズ、開発職の他、人事や経理・財務、等のバックオフィスの案件も数多くご案内させて頂いております。
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この記事を書いたコンサルタント

脇 裕美子

専門分野

大手内外資製薬メーカー、スペシャリティファーマ、内外資CSO (MR、マーケティング、SFE、臨床開発、MSL、メディカルアフェアーズ、安全性、 統計解析、DM、創薬研究、CMC研究、QA・QC、メディカルライティング、薬事、薬価、 MD、等)

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製薬業界専任コンサルタント歴12年の経験と累計200名以上の転職成功実績を保有。

各職種の理解や業界に関する幅広い知識を強みとしています。
特にメディカル専門職種(創薬研究、臨床開発、メディカルアフェアーズ、QA/QC、PV、薬事、他)に精通。
セールスマーケティングや事業開発は勿論のこと、経理財務、法務、IT職種に至るまで幅広いポジションの転職支援に携わり、多数の転職成功実績有り。
マネージャーやディレクター等のマネジメント層の方々の転職成功実績も多くございます。
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