コラム
年収が上がらないネットワークエンジニアに朗報です。
こんにちは 齊藤です。
お久しぶりです。 お元気ですか?
今回は”日本一知的な肉体労働の一つ”である ネットワークエンジニアの将来について
考えて いきたいと思います。
私は2005年から人材コンサルタントをはじめちょうど今年で10年目となり
これまでネットワークエンジニア中心に2000人以上の業界の方とお会いしてきましたが、
ここ近年大きな変化が起こっているので述べていきたいと思います。
それは 年々ネットワークエンジニアの平均年収(給与)が従来に比べ下がる 傾向にある事です。
無論 ネットワークと言っても要件定義から 基本設計 詳細設計 構築 検証 実装 導入 運用 保守と工程に よって様々ですが、ここではLANやL3ベースのIPネットワーク系の構築や設計を中心とした方を対象としてお話します。
実は私が始めたちょうど2005年頃迄は30歳 中級レベルのNEの 方で平均年収700万円位でした。CCIEで1000万以上の年収だった為、 若年層の中でも花形の職業でした。
さらに言えば西暦2000年前後のY2Kの頃 ピーク時ワールドワイドのCCIEで4000万円位の年収を もらっていた人もいると言われる位だったのでCCNAブームとともに 2007年位までは皆 引っ張りだこでした。
その後どうでしょうか?
ここ近年の上記レベルの方でも平均350万円~ 600万円位(MAX)の年収レンジにまでピーク時から下がりはじめたので現在は実 質100万~200万の単価下落になっている ように思えます。
この原因の背景としてやはりリーマンショック前後からクラウドの出現とともにネッ トワーク構築がより容易になり工数も減りまたこのように 飽和状態化したルータ スイッチメーカ市場で企業がより安価な他国のブロードバン ドソリューションやプロダクトソリューションへ移りつつあり お金をかけなくなったのも一つの要因と考えます。
同時に企業もSESに対し単価下げを要求するのでますますネットワークエンジニアのサラリーは下がる一方になっています。
かつて10ギガビットイーサモジュール 1スロットでメーカ希望小売単価で400万円位だったので、
いまやその100分の一位 にもなっていると聞きます。
これでは全く商売になりませんよね。
結局デフレの到来とともにIT業界もクラウド化された安価な音声とデータネットワー クシステムに代わっていき企業がお金をかけなくなった反面 その結果セキュリティ等の社会問題や
その他のIT犯罪が多発するケースが多くユーザに対する品質や可用性といった観点に対して企業が軽視する傾向もしばしばみられるようになったのでは????
そこで手っ取り早くIPネットワークエンジニアとして今後将来生き残っていくため には、流行りのSDNやIAサーバ等も無論必要条件ですが、WAFやサーバロードバランサ をも含め統合型セキュリティアプライアンス(UTM)のスキルやスイッチドファブ リックやますます増えるビッグデータの需要に備えNAS型スキルなどもさらに磨いていかれると良いと思います。つまりL2L3中心に加え最低もう一つの技術を身につける事です。
これにより今より最低年収100万円はUPさせましょう。
担当コンサルタント
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専門分野:所謂オープン求人ではなく当社限定のExclusive案件やニッチで魅力的な案件をご紹介できます。
齊藤 尚人
下記が主な職種です。 SEネットワークエンジニア(マネジャー以上)SE 設計 構築 運用 保守 サポート RMA等 インフラサーバー基盤エンジニア(リーダー以上)ストレージ (リーダー以上) ソリューション営業 (リーダー以上)プロダクトマーケティング アプリ開発プロジェクトマネジャー PMODBエンジニア アプリケーション開発エンジニア(マネジャー以上) セールスマネジャー営業部長以上CTOビジ...
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