真田の里は攻めるときは攻めます。真田の里は攻めるときは攻めます。

コラム

真田の里は攻めるときは攻めます。

2016.05.18

こんにちは。今年の5月は例年に比べて雨が多いような気がしますが、皆様はどうお感じでしょうか?

沖縄は早くも梅雨入りしたそうですね。

東京はまだ1か月ほど先になるでしょう。

日が長くなって土日など19時を過ぎても外で元気よく遊んでいる近所の子供の声を聞いていると、
つくづく日本は平和だなと思います。

 

ところで、GWはどのように過ごされましたか?

私は、真田丸ブームに便乗して、沼田城(群馬県沼田市)・名胡桃(なぐるみ)城(群馬県利根郡みなかみ町)・岩櫃(いわびつ)城(群馬県吾妻郡東吾妻町)・砥石(といし)城(長野県上田市上野)・長谷寺(ちょうこくじ)(長野県上田市真田町)などを廻ってきました。

本丸の上田城や真田本城は、観光客がごった返すとみて今回は敬遠しました。

真田家はご存じのように長野県の北東部から群馬県の北部に掛けて長い領地を持っていたがために歴史に翻弄されることになりました。

沼田城から関越道を望む

沼田城から関越道を望む

岩櫃城土塁

岩櫃城土塁

本来であれば真田氏が領地にした順序で砥石→岩櫃→名胡桃→沼田と行くべきだったのでしょうが、
東京からの往路なので逆になってしまいました。

この4城とも山城で当然のことながら建物などは残されておらず、土塁や石垣が垣間見れるという状態でしたが、
すべてに共通していたのは非常に見晴らしが良く主要街道の動きが一目で見られるという櫓(やぐら)の役目もはたしていたということでしょう。

ここを押さえられたら勝手に領地を通るところはできないだろうなという要所という意味です。

城同士もお互いに狼煙(のろし)などを焚いて連絡し合っていたのでしょう。

 

名胡桃城土塁

名胡桃城土塁

因みに群馬県の3城(岩櫃、名胡桃、沼田)は地元のボランティアガイドの方がいらっしゃって、懇切丁寧な説明していただけるので、非常に楽しむことができました。

真田氏は、幸隆公の時代に信濃から上野国に間者(忍びの者)をかなりの人数送り込んで、地元に土着させて情報を収集していたので、城を調略するのにはさほど難しくなかった、との話を岩櫃城で聞くことができたのは収穫でした。

何事も周到な準備が必要なのでしょう。

ガイドさんも家が代々名主などの方もいらっしゃって、豊臣時代の大阪城周辺の古地図など貴重な物を見せていただけました。

何でそんな大事な物を持っているかということですが、城は直ぐに攻撃の対象になって燃えてしまうリスクが高かったので、民家の蔵などに大事な資料を預けていたそうです。

 

沼田城石垣と石段

沼田城石垣と石段

長谷寺は、真田昌幸の父幸隆公の墓がある場所で、昌幸公も九度山で亡くなられた後に遺髪と爪を運んで埋葬したそうです。

何人もの観光客の方が、縁起を担ぐつもりなのか硬貨6枚で六文銭を模ってお墓の近くに置いていらっしゃいましたが、
お墓にお金を置くというのは少々趣味が悪いのではないか?と個人的には思いました。

因みに信繁の骨などを埋葬した墓は無いようで、供養塔が全国各地に点在するようです。

 

今回は、かみさんの実家に泊まらせてもらい現状の上田の町の盛り上がりなどを聞くことができました。

真田丸の放映が決まるまでは、上田の駅前など綺麗にはなっていたものの、いつも閑散として寂れているイメージが強かったのですが、
(アニメ「サマーウォーズ」が公開された2009年も多少は盛り上がりました。)
今回、「信州(上田)人というのは攻めるときは攻めるな」と実感しました。

義姉が上田市で比較的有名な洋菓子店に勤めているのですが、
その店が今年に限り上田城でソフトクリームを売る権利を得たらしく、4月下旬の真田祭りの際には一日に3000個!も販売したそうで、かなり景気の良い話をしていました。

義姉曰く「来年はどうなるか分からないから乗っかれるうちに乗っかっておかなきゃね。」とのこと。

 

とにかく、お土産は六文銭などの真田関連の物が目立ちました。

(因みに駅前で売っている六文銭のロゴが大きく入った日本酒だけはお奨めいたしません。)

挙句の果てには、昼飯で入った焼肉屋さんのメニューにふと目を留めると、上田市のとある農場で飼っている地鶏の商標名がずばり「真田丸」。

値段も普通のブロイラーの5倍の価格。

これは乗っかりすぎだろうと思ったのですが、よく調べてみると商標登録したのが平成19年ということなので、
先見の明なのか単なる偶然なのか?

いずれにしても、普段は大人しく質素な信州(上田)人には、大阪夏の陣の際に徳川家康の本陣まで攻め込んだ真田の血脈が未だ健在ということなのでしょうかね。

「攻めるときは攻めます!」

 

 

さて、案件です。

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岡田 英行

岡田 英行

専門分野証券

メインのキャリアは大手日系・外資系投資銀行における10年に及ぶ円金利商品の金融法人向けセールス。
その他、リテールセールス、キャピタルマーケット、不動産証券化、ヘッジファンドなど金融における幅広い実務経験を有する。
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