コラム

30代は果敢にチャレンジを

4月も下旬だというのに、天候が落ち着かないですね。
ただ、さすがにコートを着ずに出勤できるようになったのは嬉しいことです。

朝の連続テレビ小説「マッサン」でウイスキーが取り上げられて、世の中はジャパニーズ・ウイスキーブームが来ているようです。
通っている地下鉄の中で、日本のウイスキーをお土産に購入された外人観光客に何人か出会うことがありました。

一方で私は、何度かこのブログでも記載しておりますが、日本酒好きです。
酒全般好きなのですが、私の20代は「何でも来い」で、30代はワイン・ウイスキー、40代は焼酎に肝臓と財布を捧げ、現在は日本酒にはまっております。
どうも14-17度辺りのアルコール度数というのは古今東西人間の体に心地よいのかワインにしても日本酒にしてもその度数帯ですよね。

日本酒.png焼酎をロックで飲んでいた40代の頃は、日本酒の度数がある意味物足りなかったのですが、50代になって日本酒のおいしさや味の奥の深さに気づき、週末には近所にある品ぞろえが豊富な酒屋に通って一升瓶を抱えて持って帰るという生活パターンになっております。
単に酒に弱くなったせいかもしれませんが。

私が日本酒を呑みだしたきっかけというのが、東日本大震災を機にした東北の復興支援という大義名分からでした。
日本酒の生産量は、ピーク時(1973年)の三分の一程度になっているようですが、造りに拘った特定名称酒については、増加しているとのこと。

大学生から社会人のはしりだった80年代は、どちらかというと酎ハイブームで、日本酒そのものは人気が無かった頃でしたが、越乃寒梅、一ノ蔵、浦霞、八海山などの地酒が人気でした。
その後90年代に入り上善叙水、久保田、磯自慢などの吟醸酒が一世を風靡し、十四代の登場。そして2000年代に入り獺祭のブームのあと(まだ続いてはおりますが)、現在は新政、而今、寫楽などの老舗酒蔵の30代の息子さんが後を継ぎ研究や創意工夫を重ねて味の改良に大成功を収めた酒がブレークしています。
間違いなく日本酒はグローバルになるに足る品質にまで到達しています。

因みに今、日本で手に入る酒では味と値段の比較感からすると恐らく特定の銘柄の日本酒のコストパフォーマンスが一番良いのではないでしょうか?
先ほど挙げた3銘柄の純米酒や純米吟醸などは3000円前半で1升瓶が購入できます(どこにでも置いてあるわけではございませんが)。
一度白ワインなどと味比べをされてみてはいかがでしょうか?
外国人が日本酒のおいしさに気づきだしたら、銘柄によってはかなりプレミアムが付いてくるものがあるのではないかと思います。安く飲むなら今のうちです。
「醸し人九平次」に至ってはパリの三ツ星レストランのワインリストに名を連ねているようです。

かなり話がずれてしまいましたが、ポイントは現在の日本酒業界をリードしている30代の方がいらっしゃるということです。世の中を本当の意味で革新できる年代は30代ではないでしょうか?

明治維新時は、西郷隆盛 40歳(微妙ですが)、大久保利通 39歳、木戸孝允 35歳、井深大氏がソニーの前身の東京通信研究所を設立したのは37歳、中内功氏がダイエー1号店を開業したのが35歳、最近では松本大氏がマネックス証券を立ち上げたのが35歳。

起業することがすべてではないですが、現在の30代の方にも何かにチャレンジして、自分の殻を破っていただけると嬉しいですね。(ちょっと今回は無理があったかな?)

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    岡田 英行

    メインのキャリアは大手日系・外資系投資銀行における10年に及ぶ円金利商品の金融法人向けセールス。その他、リテールセールス、キャピタルマーケット、不動産証券化、ヘッジファンドなど金融における幅広い実務経験を有する。ご本人にとっての転職の是非を含め最善の道をご提示します。いただいた求人案件も、本当に良い案件なのか吟味してから良い点、そうでない点を整理してご紹介しております。

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