コラム

私の人生のターニングポイント Vol.3

一転、単身赴任で事業会社へ

新年明けましておめでとうございます。
本年も一人でも多くの方が天職に 就くことができるように精一杯活動をして参ります。

処変わって尾張の国…
2003年春 40歳の時に、それまで10年間やってきた債券のセールスとは離れ、愛知県 の不動産会社に単身赴任でお世話になることになりました。

金融で活躍してこられた方の中に、事業会社志望の方が時々いらっしゃい ますが、私は自分の経験を通して以下のようなアドバイスをしております。

① 金融を離れて事業会社に行く場合は、それまでの専門性がどの程度 活かせるのか冷静に判断された方が良い。
(但し、投資銀行部門やファンド などで、常日頃から事業会社と接している方は除く。)
ご本人の年齢にも拠りますが、40歳を超えての転身はそれまでの人脈など 自分のアドバンテージとなる部分が活用できないので、相当歯がゆい思い をすることを覚悟された方が良い。

② 上場予定などを唄い文句にしている会社は、特に現在のステージや 会社の実際の業況などに特に気を付けて慎重に対処されるべき。

③ 一日でも早くその会社に慣れるため、周囲の方から謙虚に会社の ビジネスの進め方を学んで、一人でも多くのシンパを作りながら改善に 努める。
私の場合は、落下傘部隊ではなく単身で乗り込んでいったため、オーナー の支援はあったものの信頼を一から築く必要がありました。
個人的には 上から目線は厳禁だと思います。しっぺ返しを受ける可能性が大です。

とりあえず、差し当り強調しておきたいのは以上です。

私の勤務した会社はオーナーが裸一貫で20数年掛けて築き上げた会社 で、売り上げも数百億円ありそこそこの規模でした。
特にオーナーからは ビジネスを進める上での哲学を手ほどきで教えていただき、この時の経験は 現在の人材紹介業でも役に立っており、感謝しております。
不動産の証券化や準消費貸借を用いた貸付のシステム作り、また未知の 土地である東海三県で、定期借地を使って木造アパートを80棟建築など やったことのない事業に対する解決方法を身に着けることができたのは 証券会社を離れなければできなかったことだと思っております。

しかし、ここで何で現在人材紹介業をするに至ったのか?という疑問が 出てくると思いますが、それはまた次回お話をしたいと思います。

 

担当コンサルタント

  • 金融業界

    銀行

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    不動産アセットマネジメント

    クレジット・信販・リース

    PEファンド・ヘッジファンド等

    フィンテック

    金融 その他

    専門分野:証券

    岡田 英行

    メインのキャリアは大手日系・外資系投資銀行における10年に及ぶ円金利商品の金融法人向けセールス。その他、リテールセールス、キャピタルマーケット、不動産証券化、ヘッジファンドなど金融における幅広い実務経験を有する。ご本人にとっての転職の是非を含め最善の道をご提示します。いただいた求人案件も、本当に良い案件なのか吟味してから良い点、そうでない点を整理してご紹介しております。

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