フィンテック業界へ転職するなら!基礎知識と年収情報特集フィンテック業界へ転職するなら!基礎知識と年収情報特集

コラム

フィンテック業界へ転職するなら!基礎知識と年収情報特集

2017.04.28

最近、ビジネス雑誌などでよく目にするようになった「フィンテック(FinTech)」。
目にすることはあっても具体的な意味まできちんと押さえている人はそう多くありません。

フィンテックとは簡単に言うと、IT技術を活用した新しい金融サービスのことです。
金融やIT関係の転職を考えているなら、フィンテックのことについて知っていて損はありません。

フィンテック業界というのは一体どのような業界なのでしょうか?

今回は気になるフィンテックについて、また転職にあたってどのような人が向いているのかを紹介します。

 

デジタル化が進んで発展した業界!フィンテックとは一体?

「フィンテック」とは、金融を意味する「ファイナンス(Finance)」と技術を意味する「テクノロジー(Technology)」を掛け合わせて生まれた言葉です。

簡単に言うと、IT技術を駆使した新しい金融サービスのこと。

日本語では「金融IT」と呼ばれることもあり、近年こうしたサービスを提供する企業が増えてきました。
アメリカでは2010年頃から使われ始めましたが、日本にこの概念が来たのは2014年頃です。
日経新聞に初めてフィンテックというフレーズが登場しました。

201704-03_フィンテックフィンテックの具体例を紹介します。

例えば「モバイル決済」。
iPhoneやスマホに器具を取り付けて、簡単にクレジットカード決済ができるというものです。
楽天スマートペイなどがその代表です。
これはスマホというデジタル化の賜物と、クレジットカードという金融の取引を掛け合わせたフィンテックになります。

また個人事業主がよく使う「会計ソフト」。
これも経費を管理するうえで面倒な記帳をデジタル化することによって自動で計算できるようにしたフィンテックの代表例です。

 

両替が不要になる?フィンテックを活かした外貨決済

フィンテックサービスで有名なのが、「仮想通貨」と呼ばれる存在です。
ビットコインなどに代表される、インターネットを通じた財産的価値のことです。
今や世界的にも注目が集まっており、多くの国で利用できるようになっています。
まさしくIT技術の発展によって生まれたフィンテックサービスといえるでしょう。

仮想通貨の良い点は、どこの国でも利用できること以外にも、送金スピードの速さや管理が手軽な点です。
さらに手数料がかからないことから、これまで面倒だった両替が不要になります。
海外旅行を終えた後に、余った外貨を両替することなく別のところで利用できるというのは画期的といえます。
また大手の銀行も仮想通貨への参入を予定しており、これから更なる発展が予想されています。

他にもメリットがたくさんあるので、IT技術の進歩とともに私たちの生活はますます便利になっていくものと考えられます。

 

各企業はどんな活用を考えている?

これから更なる発展が期待できるフィンテック。
金融業界ではどのような活用が考えられているのでしょうか。
銀行、証券会社、ベンチャー企業の3つの側面から見ていきましょう。

◆銀行
フィンテックによって経営が危ぶまれるのは銀行です。
既に銀行の利益は低下傾向にあり、銀行の役割や存在意義も奪いかねない状況へと進みつつあります。
そのため、これからの取り組みを各銀行は検討しています。
とりわけ先ほど述べた通りで、大手銀行が仮想通貨への参入を検討しているところです。
これまでビットコイン消失などの良いイメージばかりではなかった仮想通貨が、信頼性の高い大手銀行の参入によって流れが変わるとも考えられています。

◆証券会社
証券会社についても銀行と同じく、フィンテックによって影響を受けている業界です。
ただネット証券などのスマホを活用した資産運用を中心に、証券会社によるフィンテックの個人へ向けての普及も期待されています。

◆ベンチャー企業
フィンテック業界では様々な分野で企業が立ち上がっており、ベンチャー企業も多く出現しています。
先ほど説明したビットコインを筆頭に、クレジットカードの一元管理、家計簿アプリ、給与計算、株式投資などの分野が多く見られます。

 

どんな人材が向いている?

2015年以降、活発化しているフィンテック業界。
求められる人材は企業形態や分野によって様々です。

ただし共通しているのは、ネットを使いこなせるスキルを持っていること。

特にベンチャー企業においては創業メンバーとしてアプリ開発を始めとするアルゴリズムやデータ構造を理解している技術開発者が求められます。
また事業開発やマーケティング、営業部門などにおいてはこれからの事業拡大を視野に入れた責任者などを採用する傾向にあります。

成長が期待できる業界のため、問題解決力はもちろんのこと高い意欲も必要になります。
また前職が金融機関であるなど、金融関係の専門的な知識を持っているとなお良いでしょう。

フィンテック業界はIT業界や金融業界と共通の部分が多いので、年収もその付近と考えるのが一般的です。

 

まとめ

このようにフィンテックは、IT技術の発達に伴って人々の生活を便利にしている金融サービスです。

これから先、事業を拡大する企業が増えていくことが考えられます。

さらに大手企業の参入などによってフィンテックはますます身近なものになると予想されていることから、転職を考える際には選択肢の一つとしても良いかもしれません。

 

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岡田 英行

岡田 英行

専門分野証券

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