事業再生コンサルティングへの転職!業務内容と年収情報事業再生コンサルティングへの転職!業務内容と年収情報

コラム

事業再生コンサルティングへの転職!業務内容と年収情報

2017.04.15

事業再生コンサルティングは、困難な経営状況や財務状況に追い込まれている企業に対し、事業再生のためのコンサルタントを行っていく仕事です。

しかし、事業再生の進め方に関しては企業によってさまざまであり、総合型や財務支援型などのようないくつかの分野に分かれます。

転職を有利にするため、事業再生コンサルティングというジャンルは一体どれくらいの年収がもらえるのか、必要とされる人材はどんなものなのかについて見ていきましょう。

 

年収はいくらになる?高い年収が期待できるのは?

事業再生コンサルティングの年収は、その企業の分野や就いている役職によって大きく異なってきます。

低めのところでは、財務支援型の年収400万円から600万円が挙げられるでしょう。
総合型やFAS型に関しては、役職によって異なるものの、さらに高い水準の年収になっています。

そうは言っても、年齢や実務経験の年数、転職希望の職種によっても年収に大きな差が出てきます。
ディレクターともなれば、年収1000万円や2000万円クラスの求人が募集されることも決して珍しいことではありません。
職種や役職ごとの年収の開きはとても大きいですから、事業再生コンサルティング自体の平均年収に関しては、あくまでも参考程度に留めておくことをおすすめします。

ただ、水準が高いのは総合型とFAS型であることは確かなので、年収の高さを最優先として考えるのであれば、まずはこれらの分野への転職を検討してみるといいでしょう。

 

事業再生コンサルティングで積めるキャリア!求められる人材は?

1.事業再生事業再生分野で働くにあたって積めるキャリアに関しても、企業の分野によって違いは生じてきます。

総合型であれば、財務管理だけではなく、経営管理や戦略など、会社の経営に関わってくるものを総合的に見ていくことになるので、経営術を総合的に身につけられるのが魅力です。

財務支援型の場合は、お金の動きに特化しているジャンルであるため、資金繰りのコツや投資術に関するノウハウ、金融機関との交渉を通じた交渉術などのキャリアを積めるでしょう。

転職の場合は、最初からある程度の提案力や交渉スキルは求められますから、即戦力として問題なく業務をこなせるような実務経験を予めきちんと積んでおくことが重要です。

 

転職で収入を上げていくには?年収アップの秘訣

転職をきっかけに前職よりも高い収入を得られるようにしていく、つまり収入をアップさせるためにはまず、はっきりとした目標を持つことが重要です。

転職の求人情報をこまめにチェックし、よりいい条件の企業を探すという努力も重要な部分ではありますが、将来的な年収アップにはあまり直結しません。

それよりも、具体的な年収の目標と仕事における目標を明確に立てておきましょう。
ビジョンがしっかりとしていれば、そのために今起こすべき行動も自然と見えてくるものです。
仕事が上手く行けば、それに比例して年収も上がっていきます。

ただ、高収入であることばかりに気を取られ、それだけを優先させてしまうと、本当にやりたいことを見失ってしまう可能性がありますから注意が必要です。

やりがいのある職に就くことも含めて転職するのなら、本末転倒になってしまいますから、年収面と仕事面、両方の目標を見失わないようにしましょう。

 

事業再生分野に転職するには… 興味や熱意が問われる!

事業再生分野に転職をするには、企業の業務内容にマッチしたスキルやキャリアを持っているかというのはもちろん重要です。

しかし、実務経験さえあればいいというわけではなく、事業再生への興味や熱意のほうが重要視されます。

なぜなら転職希望者の多くは同様の実務経験を重ねている人で占められているため、それだけでは個人の能力差を判断しにくいからです。

実務経験がどれくらいあるのかも面接の際の参考材料にはされますが、それ以外の部分で業務に関わってくる要素もよくチェックされます。

特に、事業再生分野に対する興味や熱意があるかどうかについては、会社の業績へも直結してくる部分ですから、企業にとって妥協できない要素であるのは確かだといえるでしょう。

 

事業再生の実際の事例

事業再生分野のビジネスは、中小企業だけではなく、誰もが名前を聞いたことがある、あるいはサービスや商品を利用したことがあるような大企業の事業再生にも携わってきた経歴があります。

代表的な例を挙げるなら、JALで有名な日本航空が挙げられるでしょう。
2008年のリーマン・ショックをきっかけに経営が破綻、2009年には国土交通省の働きかけによって経営改善計画が立てられ、給与水準の引き下げやリストラ、関連会社の売却などによる動きの末、2012年には黒字へ回復し、再上場を果たしました。

他にも、ペンタゴン経営を打ち出したカネボウ、スーパーマーケットの競争に敗退しかけたダイエーなども、事業再生によって経営が回復したという歴史があります。

このように、大手の企業にとっても事業再生は欠かせないものであり、需要のあるビジネスだといえます。

 

まとめ

事業再生コンサルティングへ転職する魅力や、転職のための秘訣についてお話しました。

業務に活かせるような実務経験と事業再生に対する熱意があれば、転職への道は開けます。

経営が困難になっている企業の助け舟となれるやりがいのある職業ですし、年収アップの可能性も期待できますから、事業再生コンサルティングへの転職をぜひ一度考えてみてください。

小宮山 いづみ

小宮山 いづみ

専門分野コンサルティングファーム、PEファーム

およそ7年、コンサルティングファームを専門とした人材紹介に従事し、2015年、A.ヒューマンに参画。コンサルティングファーム(戦略・FAS中心)、ファンド(PE・VC)の案件を担当しております。業界各社の選考ポイントを熟知し、書類作成や面接準備など、受験対策にも対応します。

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高橋 英樹

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専門分野コンサルティング企業、監査法人、ビジネス教育

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